遺品で残った大量な古本の整理方法

遺品で残った大量な古本の整理方法

遺品整理をする場合に大量に出てくるものといえば”本”です。

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最近の人たちは本離れにより、文庫本などを自宅に集めることは少なくなったかと思います。今時代は漫画といったところでしょう。

しかし遺品整理をすることになる団塊の世代の方々は非常に本を集められていた方が多く、本棚にはギッシリと詰まっている事例を数多く見てきました。

本の処分

本は再販可能なものでもありますから、古本として売ることも可能です。しかし全ての本が売れるわけではありません。

以前は医学書などは高額で買取もしてくれた時期もありましたが、最近はネットの時代ですから、いくらでもウェブから情報が拾えます。そういった書籍の需要も減ったことにより買取なども減ってしまいました。ですので、専門書ではなく漫画本や文庫本くらいが買取の対象と思われた方が良いかと思います。

では売れない本はどうするのかといえば、本はリサイクル可能な再資源化できるものです。古紙として処分可能です。その地域の集団回収の日にちに合わせて置き場所に置いておけば収集してくれます。

もし集団回収が無い地域の場合は、お住いの近く古紙業者を探してみましょう。持ち込みをさせてくれるところも多いですが、事前に確認してからが良いでしょう。

しかし、一軒分の本の整理の場合は大量になることが多く、乗用車で運ぶには少し追い付かないかもしれません。

本の整理の難点

本の整理をする時に非常に困るのがその重量です。1冊2冊くらいなら大したことないですが、これが数百冊・数千冊となるとかなりの重量です。ある程度の量を紐で縛って運び下す。この作業が結構堪えるんです。

私たちが以前に行った作業で、一軒家から本だけの引き取りで重さが1.5トンくらいあったお住まいがありました。トラックにほぼ1台分の量です。これだけの量をご家族だけでするというのは少し無理がありますね。

売れる本はどこで売る?

漫画本や文庫本など売れそうな本はどこで売ったら良いのでしょうか?

手っ取り早く売りたいのであれば”ブックオフ”のような古本屋へ持ち込み、もしくは集荷依頼をする。手軽に売却が出来ます。しかしその買取の金額はそこまで期待するほどでもありません。1冊数十円程度なので、数百冊あっても1万円いくかどうかといったところです。

もし、もっと高く売りたいというのであれば、時間と手間がかかりますがフリマアプリなどを利用して自分で売る方法です。汚れがあればきちんと清掃をして、購入者の目を惹く必要があります。同じタイトルを出品している人は山ほどいますから、きちんとしなければ落札してもらえません。売れた後も梱包も自分でしなければいけません。落札者は商品が届くのを待っていますから。速やかな発送が必要です。 複数のタイトルを一度に出品すると結構手間ですが、古本屋に売るよりかは高く売れますから、時間に余裕のある方へおすすめいたします。

まとめ

手間暇をかけずに処分をしたいなら、まずは出張の買取業者の依頼をして、引取りしてくれるものを持って行ってもらいます。そして残った物が処分となりますから、ご自身で少しずつ収集日の前に処分をする。もしくは、その作業が出来ないのであれば業者依頼も一つの方法です。

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