遺品を身に付けることは素敵なこと
遺品として残された物の中には身体に身に付ける物などがあったりするかもしれません。まだまだ使える物や着れるものなど、遺品処分にしてしまうには惜しいものもあるかと思います。それであればご家族で使うことが良いのではないでしょうか?
身につける遺品
身に付ける遺品としては以下のようなものがあったりします
- アクセサリー
- 洋服・着物
- 靴
- 帽子
- 時計
アクセサリはネックレスやイヤリングや指輪といったものがあります。指輪はサイズがあるので、そのままではめようとすると合わない可能性もあります。しかしジュエリーショップではサイズ直しも出来ますし、もしくは今の時代のデザインに合わなければリメイクしてくれるショップもあります。自分好みに合わせた遺品というのも良いですね
洋服や着物というのはサイズもあるので、身長差があったりすると中々着られない場合もあります。しかし着物などはサイズ直しが出来ますから大きさについては困らないかもしれません。洋服も直せるお店はありますので、特別な洋服は直しで使うのも良いですね。
靴はサイズ直しが出来ないので、履く人を選ぶアイテムになるかもしれません。サイズが大きいのであれば中敷きを入れることで対応も出来ますが、小さい場合は無理があります。足を痛める原因にもなるので、小さい場合は諦めましょう。
仕立ての良い帽子というのは非常に長持ちします。きちんとクリーニングすれば被るには問題ありません。しかしこれもサイズのあるものなので被った時に違和感が無ければ良いですが、大きくても度々ズレてしまい煩わしくなります。逆に小さければ窮屈で不快になりますから、適度なものであれば使用しても良いでしょう。
ロレックスやオメガなどもそうですが、高級時計というのはオーバーホール(清掃と部品交換)することで一生使えるものになります。正規代理店もしくは修理専門店でオーバーホールは可能です。仮に部品が欠品で修理不可能だとしても置物としてボックスに入れて置くのも良いでしょう。
縁起は悪くないの?
遺品を身に付けることに対して抵抗を感じる方もおられるのは事実です。しかし故人を身近に感じたいと思うなら身に付けることは決して悪いことではありません。私自身も父親の使っていた物を使うことでいつも思い出すことが出来ます。それで縁起が悪いと感じることはありません。遺影を飾るのと同じような感覚で遺品を使っても良いのではないでしょうか?
例外として
- 犯罪に関わった人
- 不幸な死を遂げてしまった
犯罪に関わった人であったり、不幸な死を遂げてしまった方の遺品というのは表だったところに保管しない方が良いと言われる方もおります。実際にそれを身に付けることで起きる不吉なことの原因を証明できる人はいませんが、私の感想としてもそれらはお炊き上げ、もしくは丁重に保管すべきかと思います。
まとめ
遺品を身に付けるというのは、決して縁起の悪いことでもありません。持つものもアクセサリーや時計など思い出は人それぞれですから、高価なものだから良いというわけもありません。
どんなものであれ形見として持っているというのは、いつでも故人を偲ぶことが出来る素敵なことだと思います。