デジタル遺品の管理と整理
デジタル遺品
遺品整理といっても様々なものがあります。その中で形はなくども重要なものでいえば”デジタル遺品”というものがあります。
あまり聞きなじみありませんよね。数十年前にはなかったですから。これは何かといえば、昨今は インターネットを使って ネットショッピングをしたり、 sns でコミュニケーションをしたり、 オンラインで投資を行ったりしています。 これらはすべて id やパスワードが必要です。 故人様によって かけられたパスワードが 分からず 情報を 引き出すことができない といったことが起きています。
ネットショッピング
楽天やAmazonといった ネットショッピングを利用される方も多いと思います。 何も購入しなければ 問題がないと思われる方もいるかと思いますが、 例えばamazon の場合は amazon プライムの 会員になっている場合 固定費が発生します。 これは解約しなければ ずっと発生し続けます。 各ネットショッピングにもこのような 有料のオプションがある場合があります。 これらを確認しなければやはり費用が発生してしまいます。 IDやパスワードを解読することで、 解約が可能になります。
SNS などのアカウントパスワード
SNS の場合は 特に金銭的な負担がかかることはないかもしれませんが、 アカウントは削除もしくは停止の処置を行ったほうが良いでしょう。
オンラインによる投資証券
一番厄介になると思われるのが オンラインによる投資証券かと 思います。 故人様がどんな 投資を行っているとか、 どんな証券を保有していたとか という情報が分かっていれば楽なのですが、故人様 だけで管理していた場合には、 どのぐらいの資産があるのかさえ把握できないこともあります。
そしてパスワードなどの情報は 一つのパソコンに入ってるだけとは限りません。 他の端末であったりUSBであったりもします。 その端末を開くにもロックがかかっている場合もあり、 解読に至るまでは 難しい場合もあります。
対処方法
ご自身で知識があれば一つずつ内容を確認していけば分かる情報が見つかる可能性もありますが、ロックが かかった パソコンの 情報を 解読 するのは困難が予想されます。 こういう時は デジタル遺品を 得意とする専門の業者に依頼することをお勧めいたします。
昔と違い資産もネットで管理をされている時代ですから、 以前とは違う対処方法が 必要となってきました。
故人様のデジタル遺品はご家族様でしか知る由がございません。パソコンに収められた情報はその端末を処分してしまう重要な事項が分からなくなってしまう恐れもあります。不要だとすぐに処分するのではなく丁寧に扱いましょう。