遺品整理をすることで不動産物件の売却が進めれる
Contents
遺品整理をすることで不動産の売却が進められ
今はもう誰も住んでいなくて、不動産を売りに出していても売れないと困っていませんか?それであれば売れないには何か理由があるのかもしれません。よくあるケースでは遺品整理が進んでいないことで買い手が付かないというケースがあるんです。
遺品整理の進まない家
遺品整理が進まないというのは相続人同士の問題があったり、もしくは単純に作業が進まない場合があります。相続人同士の問題であれば、これは話し合いを進めるしかありません。無理に急がず、きちんと納得し終えてから先に進まなければいけません。そうでなければ、遺恨が残る形になるので親族間の関係も悪化してしまいます。
しかし後者の作業が進まないだけの場合であれば改善策がないわけでもありません。この遺品整理が進まないことによって住宅の売却にも影響が出てしまう場合があります。放置の期間が長ければ家も経年劣化をします。特に人が住んでいない家ほど劣化しやすいものなのです。
仲介業者との契約
住宅を売りに出すにしても自分で売ることは出来ないので、不動産会社へ仲介の依頼で契約をすることになります。仲介業者はお家の中が片付いていても片付いていなくても契約をすることは出来ます。契約を結ぶ不動産会社ですが大小様々な会社があります。どのような会社と契約すべきかも悩むところです。遺品整理が済んだ家の売却のためのより良い仲介業者選び
印象の悪い家に見えてしまう
やはり何も片付いていない家ですから、興味を持って見に来た方もそんな片付いていないお家はマイナスイメージになってしまいます。何故なら次に自分たちが暮らすのであれば?というイメージが湧きづらくさせてしまうからです。雑然と荷物が残っていたり片付いていなかったりすれば良い印象を持たれることはありません。やはり売りたいのであれば良いイメージにしなければなかなか買い手も見つかりません。
こうなるとせっかく仲介業者に依頼していても、いつまでも話がまとまらない日々が続いてしまいます。
家の劣化
お家というのも経年劣化は必ずおきます。そして人が住んでいない家はなぜか劣化が早いです。それというのもずっと窓も閉めっぱなしで換気もしていない状態も良くないです。換気ができていないことでクロスや日陰の場所等は湿気などによってカビが生えてきたりすることもあります。
水道もずっと使っていないと鉄管の場合なら錆びが起きはじめます。(今は塩ビ管を使っているとろが多いです。)もし錆びが起きてしまったら全て交換しかなく多額の費用がかかることもあります。
何年も放置を続けた場合には、そのままの中古物件として売り出せなくなることだってあります。売るにはリフォームをしなければけないとなれば大きなマイナスとなってしまいます。
遺品整理と残置物の整理の作業
それでは遺品整理を始めようと思った時に流れをお教えいたします。
遺品整理の作業の手順としては、貴重品や形見分けとなる物を相続人同士で誰が何を貰うかを協議します。そして残る物は遺品処分ということになります。
この遺品処分の作業は時間をかければ誰でも出きるはずです。ただ、大型の家具や家電の搬出だけは大変だと思いますので、ここのところだけ遺品整理業者に依頼すればコスト的には安価になるので良いかもしれません。
急いで遺品整理をする事が重要ではなく、形見分けなどをきちんとすることが第一です。急ぎ過ぎて大切なものを見失っては大変です。
ハウスクリーニング
せっかく片付けが終わったならハウスクリーニングまでやるのも良いでしょう。業者依頼もできますが、掃除くらいならご自身でも出きるかと思います。一番汚れが気になるのはキッチンやお風呂といった水回りです。この辺りを押さえておけば印象がガラリと変わります。もし費用があればクロスなどの張り替えをしてリフォーム物件として出せばさらに好印象です。
売りやすい状態にした後
遺品整理も順調に進んだ後は、仲介業者の仕事となるのですが、綺麗に片付いた物件の方が不動産業者も内覧の案内がしやすいというものです。仲介業者というのは仲介を依頼(契約)する会社が元付け会社となり、横の繋がりによって様々な仲介業者が客付けとして内覧を進めていきます。紹介される数が増えるほど売却までの期間も短くなります。ですので、できるだけ仲介業者に「あそこ紹介したいな」と思ってもらえるような物件にすることが大切になるわけです。
まとめ
お家の売却は相続人同士て話し合いをして納得してからが前提です。話がまとまったら形見分けなどを行い、さらに住宅の内覧が出来るように遺品処理を進めていきます。綺麗で印象の良いお家ほど買い手も付きやすいからです。そして長い年月放置して家が傷み出す前に進める事がよい結果となります。
仲介業者の印象も良ければ案内も多く入ります。それが売却への最短ルートとなるわけです。